子連れの長距離移動は大変…。子連れ新幹線を攻略しよう!
入園入学シーズンも落ち着いたと思ったら、今度はゴールデンウィークが
もう間近ですね!
新生活にも少し慣れてきて、暖かい日も増え、楽しいお出かけの計画をいろいろ
立てている方も多いのではないでしょうか?
まとまったお休みともなれば、普段はなかなかできない遠出がしたくなりますよね!
でも…小さい子連れでの長距離移動は本当に大変…
大きなボストンバッグにリュックにベビーカーにエルゴ…旅行の荷物だけでも大荷物なのに、それに加えて子供のぐずり対策グッズでさらにバッグ1つ分…
その大荷物を抱えて電車に乗ることはママにとって不安でしかないですよね。。
体力気力とも満タンで移動に備えても、子供が混雑した電車でぐずったり泣いたりしたらもう…ママも泣きたくなって、目的地についた時にはもうヘトヘト…
これ、私も何度も経験してきました。
私は娘が1歳になる前から飛行機や長時間の新幹線移動をパパなしですることが
頻繁にありました。最初はもう不安で不安で移動だけで疲れ果てていましたが
そのたびに経験値を上げ、今では子供2人と新幹線移動も怖くありません♪
今日は、子連れでの長距離移動の際のお役立ち情報をお伝えします^^
新幹線「のぞみ」は11号車に乗車すべし!
子連れでの新幹線移動(のぞみ)ならば断然11号車がおすすめです!
理由は…
◼︎ベビーカーを開いたまま座れる席がある!
◼︎多目的室が近い
◼︎デッキも広く、おむつ替えシートのあるトイレもある
◼︎子連れ客が多い
◼︎下車時にエレベーターが比較的近いことが多い
とこんな感じです。
1つずつ説明しましょう♪
◼︎ベビーカーを開いたまま座れる席がある!
こちらがN700系11号車の座席表です。
←博多 東京→
3シート側の12列目13列目には「C」に当たる座席がなく
車椅子対応座席となっています。
この2列は当日までは予約不可ですが、当日まで車椅子利用者の予約がなかった場合
一般客へ開放されますので予約することが可能なのです。
(12Bか13Bを予約し、ベビーカーはその隣のスペースに置く)
子連れ移動の場合、ベビーカーに荷物をたくさん下げていますし
子供をベビーカーに乗せ荷物もそのままで新幹線に乗れるのはかなり楽ですよね!
↓こんな感じです。
こちらの席を予約するには…
例えば事前にひとまず11号車の11列目あたりの予約を取り、
当日の朝なるべく早い時間に窓口にて12列目13列目の空きを確認し、空いていれば
座席変更の手続きをする…という流れで座席を確保できます。
(窓口での変更手続きは1回までは無料です)
ただ、子連れで出発当日の朝早くに駅の窓口へ行く…というのはなかなか現実的ではないですよね。
そこでおすすめなのは、JR東海エクスプレスカード!
年数回は子連れで新幹線に乗るという方は、是非是非このカードを作ってください!
こちらのカードがあれば、携帯から座席指定ができ、変更は何度でも無料。
↑当日まではこのように「✖︎」と表示され予約ができません。
朝5:30から当日分の予約受付が開始されるので、5:30に目覚ましをかけ
布団の中から12列目13列目の予約をしたら、また眠ってください(笑)
私はいつもこの方法で予約をしていましたが、予約できなかったことはほぼないです。
12列目、13列目どちらが良いのか…ですが可能であれば
博多方面へ向かう時は13列目(一番後ろの列になります)、東京方面へ向かう時は
12列目がおすすめです。
◼︎多目的室が近い!
上の座席表を見て頂くと、11号車のデッキに多目的室があるのがわかると思います。
こちらの部屋は、体の不自由な方、体調の優れない方が必要に応じて利用できる部屋で
車掌さんに申し出ると鍵を開けてくださり利用することができます。
(車掌さんがなかなか近くを通らない場合は車内販売のお姉さんでもOK!
すぐに車掌さんを呼んでくれます)
多目的室は二人がけの座席(フルフラットにできます)、網棚、コンセントなどがあり
他の方が使っていなければ、短時間の授乳や緊急の子供の着替えで利用することが可能です。
短時間利用とはいえ、座席以外の場所にこういう場所があるだけでも気持ちが楽ですよね!私は授乳で何度か使ったことがあります。
長時間乗車で飽きてきた子供も、景色が変わって機嫌を持ち直してくれますし、
私自身も、個室に入ると緊張も解けて気分転換できました。
しかしあくまでも、体の不自由な方や体調の優れない方優先のスペースですので
目的が済んだらすぐに部屋を出ましょうね^^
その際は車掌さんへ「済みました^^」の報告もお忘れなく!
◼︎デッキも広く、おむつ替えシートのあるトイレもある
11号車のデッキは、幅が広くベビーカーでも楽に移動ができます。
また多目的トイレには、おむつ替えシートやベビーキープもあるので
おむつ替えもママのトイレも安心です!
座席でぐずってしまった時も広いデッキを歩いて気分転換できるので助かります!
◼︎子連れ客が多い
このように11号車は子連れにはありがたい環境なので
乗客も他の号車に比べると子連れが多いです。
だからといって音を気にしなくていいというわけでは決してないのですが、
ビジネスマンばかりの静かな車内よりは気持ちが楽ですね。
また、他のママさんたちの工夫をこらしたぐずり対策グッズを垣間見ることができ
参考になります(笑)
◼︎下車時にエレベーターが比較的近いことが多い
新幹線のホームはかなり長いのでエレベーターを探すのも大変ですよね…。
駅にもよりますが、11号車付近に乗車しているとエレベーターがすぐ近くにある
ことも多いのが嬉しいところです。
例えば…
名古屋 8号車付近
京都 8号車(11・12番線)9号車(13・14番線)付近
新大阪 11号車(21・22・25・27番線)10号車(23・24番線)
12号車(27番線)
岡山 9号車(16両編成の時)
という感じです。
11号車に乗れなかったら…
各車両の最後列またはそれに近い列を予約できるといいですね。
各車両の最後列の後ろには荷物を置けるスペースがあり、
ベビーカーを畳んで置くことができます。
また、山陽新幹線では奇数号車の東京寄りにおむつ替えシートを備えた
洋式トイレがあるので奇数号車の最後列はおすすめです。
ただ、トイレ内のおむつ替えシートは狭いですし新幹線が意外にも
結構揺れますので快適とは言えません…
新幹線乗車前におむつ替えは必ず済ませておきましょうね^^
最後列の予約が取れず、ど真ん中の列になってしまったら…
11号車がおすすめ、奇数号車の最後列がおすすめ…とはいっても
その座席を求めているお客さんは他にもたくさんいますので
必ず予約が取れるとは限りません。
良い条件の席が取れるに越したことはないのですが、それが叶わなくても
絶望しないでください(笑)
私はどの席に座る場合も、新幹線乗車までにやれることはやり尽くします(笑)
・前日の夜、少し遅めに寝かせて当日は早起きさせる
・なるべく眠くなる時間帯の新幹線を予約する
・空腹を満たしておく、おむつは替えておく
・(ベビーカーごと乗車する場合)早めにホームへ行き、ベビーカーの
リクライニングを全開にして幌を下げてとにかく歩いて眠気を誘う
(エルゴで乗車する場合)同じく早めにエルゴで抱っこし、歩いて眠気を誘う
※新幹線乗り場までの移動中はできるだけ寝かさない!
・お気に入りのおもちゃ、新しいおもちゃを準備しておく(音の出ないもの)
↓おすすめアイテムはこんなおもちゃ
★歯固めやタグ、あおむしのツノ、フック、ビヨンと伸びる足…
これ1つで色々遊べる役立ちアイテム!我が家でも姉妹二人ともお世話になりました!1歳以下の幼児にはオススメ!
ベビーカーに装着するおもちゃも鉄板アイテムです!
★2〜3歳になったら、ちょっと重いけど1冊図鑑を持っていると時間がもちます!
「ふしぎ図鑑」はあらゆる分野の子供が疑問に思うことを解説する図鑑。
ママが読んでも楽しいので一緒にゆっくり読めば、東京〜静岡くらいまで、うまくいけば名古屋までもつかも…(笑)
・おやつ完備しておく(ボロボロとカスがこぼれないおやつが理想)
そうです、戦いは前日から始まっているのです(笑)
そして万全を期して新幹線に乗り込むわけですが…
そんなにこちらの目論見通り子供をコントロールできるとは限りませんよね。。
いつも眠いはずの時間にお目目パッチリ♪発車とともにおむつが臭う…
お気に入りのおもちゃなのに嫌がる…
などなど。
そういう時はもう仕方ないです^^;
目的地到着まで、粛々と子供の相手に務めましょう…!
大人がママ一人の場合、ヘットヘトになってしまうと思います。
でも、子連れ新幹線でかなり苦戦を強いられる時期も案外短いものなんです。
私の経験では、3歳になると長距離移動もかなり楽になりました。
あの手この手で必死に新幹線の中で戦っていたことも過ぎてしまえば育児中の
良い思い出に。。
新幹線を下車した先には楽しい旅行が待っています♪
子連れの長距離移動、とっても大変ですが、同じ新幹線内に同じ思いで
乗車しているママさんもきっといます^^
なんとか移動を乗り切って、楽しい休暇を過ごしましょうね!